「俺…実はね~お腹痛くないだよね!!」 「はっ!??」 そんな奴に 私の心が揺らいだなんて さっき言ったことは 撤廃!!!! 「じゃ そういうことなら 私 教室に戻るから!!!」 あーあ…なんだか イライラが 倍増してきた!!! 私が 教室に戻ろうとした瞬間 「嫌なんだよ…」 「えっ…!?」 私は また彼に手を引っ張られ 授業中の静かなヒンヤリとした廊下を 走った… 「サボろ…」 ヒンヤリした廊下とは裏腹に 彼の手は 温かった…