「なに、餡蜜食いたくなっちゃった?」 ふと開いたザキさんの唇から零れ落ちたそれに、暫く間を置いてから首をぶんぶんと横に振る。 私今多分顔赤いんじゃないかって分かるくらい熱い。 だってだって、食い意地張ってる女だって思われたらどうしよう!って思うのが女心でしょ? もしザキさんがこんなこと伊佐木先輩に言っちゃったら……さ、寒気がする! 「いいいいやいや!ノーセンキューです!」 「ノーセンキューて!そこは遠慮せず食おうぜ。はい、あーん」 「うわ!ふ、……甘い」