「お前わざわざ俺が起こしてやってんのに…」



頼んでません!

あたしは脩斗を睨みつけた。



「何?」



そういってまたキス。
もうなんなの~

あたしの必死の抵抗。


それはむなしくも効かない。



「杏~~!ごはんだよ」


ママの声。
ママのおかげで離れられた。



「チッ!お前あとで覚悟しとけよ」



あたしは殺気を感じた。