心の中で誰かが囁いたきがした。


見ちゃダメ。


開けちゃダメ。


でももう遅い。


私は開いてしまった。


その、パンドラの箱を…。


開けた瞬間、すべての感情のうずが押し寄せた。


そして、私のすべてを飲み込んでいった。


疑念や嫉妬、焦燥感に憧憬。そして、絶望。


パンドラの箱に、最後にひとつだけ残ったものはなんだっけ…?