「え〜!!社会人〜!?いいなぁ!大人じゃぁん」
シオリが絶叫する。
「あんまおっきい声で言わないでよっ!」
慌ててシオリの腕を押さえる私を見てシオリが「ごめん、ごめん」と言いながら笑う。
アケミは目線を外しながらペンをくるくる回している。
何かに怒っているかのような…。気のせいかな?
「夏花もやるねぇ。
てか卓くんはもぉいいの?」
シオリのその言葉にアケミのペンが止まる。
「だってあんだけアケミと仲良いんだからさぁ。諦めもつくって」
軽く流した私の目をちらっと見て、アケミはペンを筆箱にしまった。

