そこには、ただ小さな金魚蜂が置かれていた。 薄い水色のグラデーション。 私の想いのように、あやふやな色合い。 あやふやだけど、とても綺麗な、澄んだ色合い。 小さな金魚蜂からは細い水の流れが溢れて落ちていく。 重くなった金魚蜂を斜めにして水を流し出す。 「ありがと。来てくれて。寒くない?」