そして、胸の紋章と首飾りの紋章が一斉に輝きだす。 ゴーン・・・ ゴーン・・・ ゴーン・・・ 教会だ。 教会の鐘の音が鳴り響いた瞬間、 目の前の物 全てが暗闇に墜ちた。 『リトアっ・・・』 クタッと横たわる私をサードが支える。 『もう、時間だ。』 ゴオォォォォォッ・・・・!!! 瞬間、突風に巻かれ体が浮くように真っ暗闇に覆われた。 〈やっと、会えるね〉 最後、そんな声が聞こえた気がした。