「…菜穂!!! 起きなさい!!!」 私が目を開けたのは、朝の7時だった。 「遅刻するわよ!!!!」 「はぁい」 今日は学校に行かなきゃ。 さこだって心配してるだろうし。 ケータイを見ると、その通り さこからメェルがたくさんきていた。 <なほ!!!大丈夫? めちゃ心配だよォ。 明日は学校来るよね? 待ってるからね〜。> さこ……。 ありがとう。