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山口先生が発言する。

「なるほど。
では近藤拓郎が『この子』を作った動機はなんなのでしょう。
私は自分の失踪を隠す為だと予測していましたが、彼がそのことを他人に打ち明けたとなると…」

「彼の動機については分かりかねますが、その可能性はまだ消えていません。
彼は自分のミスに気付いていました。
それで焦って私に打ち明けたと言うのも考えられます。
彼は計画を続行するつもりなのではないでしょうか。
推測ですが彼が計画を続行するためには、『その子』の存在を私に打ち明ける必要があったんです。
協力者は多い方がいいですからね。
彼はかなり有能な科学者になることが見込まれます。
科学の発展のため、また、『その子』の保護のため、我々がこの出来事を公することはないだろうと踏み、我々を利用しようとしているのかも知れません。
我々の監視下に『その子』をおき、『その子』が自分の代わりに生活している間に自分の目的を達する。」

じゃあ、僕はこれから、『近藤拓郎』の思い通りの行動をとっていくということになる。

大丈夫か?それで。