恐怖話





僕は急いで部屋に駆け込んだ瞬間、バタンと倒れこんで意識を失ってしまいました。







緊張と不安がとけたからでしょう。





目が覚めると友人が心配そうに僕を見つめていました。














「気づいたか!!!」



友人が頬を緩ませた。





僕もつられて思わず頬を緩ませる…













昨日の出来事をすべて友人に話した。



そして警察に電話をかける前に管理人に壁を壊してしまったことを謝った。








管理人はひどく狼狽しているようでした。






警察が到着して、僕らと管理人は2980の部屋にいました。












「ずっと昔の事件ですからね……手掛かりは少ないので解決は難しいかと」










「犯人は、なかむらけんじろう..らしいですよ...信じがたいでしょうけど昨日、この遺体から聞いたんです……」






.