僕は震えながら声にしたがって電話にでることにした。
今考えると、我ながらよく電話に出れたと思います。
「も…………しもし…」
ドクン.ドクン
『……………私..は…横橋..成...美.......殺..されて..埋められ..たの..』
ドクン!!!!!
電話の声の主は間違いなくこの遺体だった。
「…………」
僕は恐怖のあまりなにも話すことができませんでした。
『......な..か...むら......け...んじ..ろう........私を...埋め....た..』
「わ…わかりました……警察に話してみます……」
僕が電話を切ろうとした瞬間
『ユルサ.ナイ.憎むわ!!!!!!!』
恐ろしい怒りの声が聞こえました。
「うわぁあぁあぁぁ!!!」
僕は慌てて逃げ出しました。
.


