「わッ?!!!」
あまりにも大きな音に驚いた僕は振り返った。
すると友人が近くに転がっていたバットで音がする壁を思い切り殴っていた。
「おい!!やめろよッ」
僕は友人を止めようとしたが友人はお構いなしに続けた。
「大丈夫だッて」
ドガッ!!!ドゴッ!!!!!
ガツンッ!!
「いい加減にしろよッ?!」
しかし、友人を取り押さえたの同時に壁はもろくも崩れさってしまった。
ちゃらり〜ら〜
ちゃららん
ちゃららららぁら〜ら〜
ちゃららら〜ん
ちゃらり〜
恐る恐る僕らは顔を見上げた……
「ぎゃぁあああぁぁあ!!」
「うわぁあああぁぁあ!!」
僕らは悲鳴をあげると同時にその場に腰を抜かした。
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