恐怖話






ぴるるるる




「あ..もしもし渋谷区の〇〇〇アパートの2981の加賀谷ですけど.いつもお世話なってます」





「優斗くんかい.どうしたかね??なにか不具合でもありましたかね??」




アパートの管理人は60代のおじいさん。










「実はですね、隣の部屋の2980の住人が毎夜にアラーム音を大音量で流すので眠れないんです...なんとかなりませんか??」





「……ぇ?!..ち...ちょっと待ってください…...」











そう言ったきり5分経っても10分経っても返答がありませんでした。





そして20分後に受話器から震える声を聞きました。














「優斗くん....実は..2980の部屋はね今、使用されてないんだよ....だからアラーム音が聞こえるはずが無いんじゃが....」







おじいさんの言葉に違和感をもちました。






「何か昔、あったんですか?!おじいさんの声震えていますし..教えてください!!」





「なにも知らん!!!!」







管理人は電話をきってしまった。





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