恐怖話






次の期末テストは2週間後の月曜日。ゆっくりしてる時間はない。



僕は集中力を切らす事なく問題を解き続けていた。








…………………が……












ざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっ…












背後から足音らしき音が聞こえた。








「あ…??」





僕は足音が聞こえた方をパッとすぐ振り返った。





しかし、振り向いた方向は古い押し入れがあるだけで誰もいなかった。










少し疲れてる..3時間も続けて勉強していたから幻聴でも聞こえたんだろう……その時の僕はそう思っていた。



ごろんと横になり僕は一休みをすることにした。
















…………しかし……











ざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっざっ………






僕のすぐ後ろでさっきの足音がはっきりと聞こえた。







それも一人や二人じゃない……何十..何百人もの足音…





足音はそろっていて……まるで…兵隊の行進のようだった…………




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