『 ちょッと待ってよ..私とお母さん..友達の3人でしょ?? 』
『 ぇえ??そうなの.. だって..アレ 』
お母さんが指さした先にはグツグツ煮えたっていた鍋が湯気を上げていた。
『 あ!!石狩鍋じゃないですかぁ〜 』
友達が鍋に駆け寄った。
『あなたの友達って言う人が今夜泊まるからって鍋を作って帰っていったのよ』
『ぇえ?!!!!』
『おばさん!!どうゆう感じの人でしたか?!』
友達と私の動揺にお母さんは焦っていた。
『え..ぇ〜っと.....白衣に確かボサボサの髪していたわね..なんだかソワソワしていて落ち着きがなかったのよね〜』
あの男!!!!!!!!
私はその場にしゃがみ込んだ。
私は全身の力が抜けてしまった。
きてたんだ..
ついさっきまで
ここに..
『どうしたの?!』
『おばさん..実はですね..』
友達は私の代わりにすべてをお母さんに話した。
お母さんの顔からも血の気がひいた。
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