恐怖話




あ〜..すっきりした。


『ん..??』


教室に入ると高木さんが不機嫌そうに立っている。



『ねぇ??なんで鉛筆を踏み付けてたの??ダメじゃない!!物を大切にしなきゃ』



見てたんだ..


『ごめんなさい..』



『鉛筆が可哀相よ』


高木さんは鉛筆を手にとった。


『あら??..シンが折れてるじゃないの』



『こら!!離せ!!!!!!』



残念ね古川..
あんたの声は聞こえない..


とことことこ..
高木さんは鉛筆をもちながら...



電動鉛筆削りに向かった。


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