『てめぇ!!よくもやりやがったな!!!許さねぇぞ!!』
鉛筆が突然怒鳴り付けてきた。
『きゃっ!!』
思わず奇声をあげてしまった。
『ん〜どうした??悪い夢でもみたかぁ??』
先生と周りの生徒がクスクスク笑っている。
本当に古川..?!
やだ..どうして鉛筆に
『どーしてくれんだ!!お前が人形に頼んだからだぞ!!鉛筆になんかしやがって!!!!!!この野郎!!!!』
その鉛筆は私の手から抜け出すと尖ったシンを回転させながら私の目を目掛けて飛んできた。
わっ!!
私はとっさに身をかわした。鉛筆は床にカランと落ちてしまった。
『いで!!!!』
古川の声が聞こえるのは私だけのようね..
でもなんで古川が..
......
...
あの人形?!!!
『ゃッと思い出したな..カルディーナ人形を!!!!!!!この野郎!!!元にもどせ!!豚野郎!!!!!!!』
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