『カルディーナ人形か..でも所詮は作り話ね怖くないし、ひねりもない』 私は適当に本を棚にしまい図書室を出た。 ━━帰り道━━ すっかり暗くなってしまっていた。 『あちゃ〜っ..長居しちゃった』 早足で歩いていると.. カツカツカツカツ.. 高いハイヒールで歩くような音が後ろから聞こえた。 『ん??』 気になって振り向くと誰もいない.. 気のせい?? でも確かに... 『おっかしいな』 また私は歩き始めた。 .