「ただいま」 「おかえり、愛香」 「一樹ママ、あれ届いてる?」 「ちょっと待ってね」 あれから月に1回、私は一樹の家に泊まっている。 いつしか、私は一樹のお母さんとお父さんを一樹ママ・一樹パパと呼び、私は愛香って呼ばれるようになった。 「愛香、おかえり」 「一樹パパ」 「教室はどうだ?」 「うん、順調だよ」 「そうか。一樹も順調みたいだしな」 「うん」 「もう6年がたったんだな」