「愛香ちゃん、お疲れ様」 「吉田さんもお疲れ様です」 吉田さんは、アシスタント兼このお菓子教室の責任者。 私を先生に抜擢してくれた人。 とても優しくて、私の相談にものってくれる頼もしい人。 「片付けは私がするわ」 「えっでも・・」 「早く帰らないと、社長に怒られるわよ?」 社長っていうのは、一樹パパのこと。 「じゃあ、お言葉に甘えて」 吉田さんに片付けを頼み、一樹の家へ向かった。 今日は私にとって、大切な日だから。