「愛香・・」 ぎゅっと一樹が抱きしめてくれた。 「今までかまってやれなくてごめん。これを作ってたんだ」 「・・っ・・・嬉しい」 私が泣きやむまで、一樹は抱きしめてくれた。 「開けてみ?」 「うん」 ゆっくり箱をあける。 一樹はどんな花のケーキにしたんだろ? 「これって・・」 またまた視界がぼやける。 「バカな愛香でも、この花の花言葉くらい知ってるだろ?」 ばか。 もうちょっと難しいのにしてよ。 私だって知ってるよ、有名だもん。 “向日葵”の花言葉くらい。