「うっとおしい。 俺がお前のこと嫌ってんの、知ってんだろ。 だったら近寄ってくるなよ」 「じゃあ、いいんですね」 宇都宮はさらりと、俺の言葉を無視した。 無視して、言う。 「亜子がオレのもになっても、いんですね」 宇都宮を、睨みつけた。 心が、揺れる。 拳をぎゅっと握り締めた。 俺は完全に動揺していた。 亜子が・・・コイツのものになる?? 「俺には、関係ないだろ」