「す、すみませんっ!!! 紗和子様様のお部屋ですぅぅぅっ!!!!」 オレは地べたに正座した。 そして、頭を思いっきり下げる。 このお方は、宇都宮紗和子様。 戸籍上・・・一応、オレの血の繋がった姉上様。 「てめぇ、分かってて騒いでんのか?? あ??確信犯か、コラ」 「めっそうもございません!! 確信犯など・・・!!!」