俺は、目を開けた。 開けた瞬間、目に飛び込んできたのは、 知らない天井。 見たこともない、クリーム色の天井。 頭がズキズキと痛む。 それから、体も。 重くて痛くて、動かすのが億劫になるくらい。 どうやら、俺は布団の中にいるらしい。 布団の中は少し、暑いくらいだった。 ドアの開く音がして。 俺は、その方向を見た。 頭は動かす気になれず、視線だけで。 「あ、起きてたんですか、先輩」