「・・・今度の日曜さ、 野球の試合あるんだ。 これに勝てば、甲子園に出れる。 夢に一歩、近づける」 実羽の、視線が下がった。 「試合・・・見に来てくれない?? それで・・・その試合に勝って、 甲子園に行って、 本当に優勝したら・・・」 言葉を止める。 心臓はバクバクと、大きくうなっていた。