「はい、じゃあごゆっくり~」


遊園地の係員はニヤニヤしながら言った。

この状況...アタシたちはどこから見ても

カップルに見えると思う。

...いやカップルと言うより和哉は小さいから兄弟かな。


「なあ~若葉」


ビクッ


急に呼ばないでよ...

ビックリするじゃん。

「な..なあに??」


「俺たちって周りから見たらカップルなのかな??」


「ブッ ゲホッゲホッ」


はい??


和哉も同じこと考えとったんかい!!


「う~ん...アタシたちってカップルと言うより兄弟に見えると思うよ★」


「そっか」