次の日、僕は病院へとむかった。
品川総合病院 整形外科 横矢先生
僕の主治医だ

「河原さん 河原翔梧(かわはらしょうご)さん」

僕の名前が呼ばれた。すこしドキッとする。

「はい」

診察室へと入っていく。

「こんにちは翔梧くん今日はどうしたんだ?」

「先生、やっぱり野球がしたいです」

翔梧の真剣な顔に、逆に横矢の顔が曇る
「先生昨日の決勝戦みましたか?」

「ああ見たよ」

「僕はあの舞台に立ちたいんです。」

「分かった」

横矢が検査結果を取り出した

「正直に言おう野球は出来るよ。」
「ほ本当とうですか!! 」

翔梧はビックリしたが喜んで聞いた。