2006年
夏の甲子園決勝戦 僕は涙をこらえずには見ていられなかった。

「母さん、僕やっぱり高校でも野球やろうと思う」

驚いた表情で僕の顔を見る母。

「あなた大丈夫なの高校では野球はやらないって」

僕は言った

「無理だよこんな試合があるんだよ。やっぱり目指したいよ甲子園」

でも僕には問題があったんだ。