『っちわー!!』

「ぉー!!衣ぢゃぁん!!久しぶりに見たなぁ!!」

『ぅん!!一樹も元気そうだね〜』

この人は一樹。龍哉とよく一緒にいる人。

「そー言えば龍哉は〜?」

私は一樹にさっきあった事を話した。

『本当に意味分かんないよね〜』

そう言った瞬間。
一樹が急に立ち上がって龍哉の方に歩いていった。
私はびっくりしてその様子を見ていた。


龍哉と一樹が何かを話してる…

何だろう…


「き〜ぬチャン!!」

『ぅわー!!びっくり〜』

「アタシは幽霊じゃないよー!!」

この人はたまり場にくると私とよく話してくれる龍哉と同じ年の愛希子[アキコ]さん。よく相談にのってくれる見た目はギャルいケド優しいお姉さん

『愛希子ねぇちゃん!!まぢビビったしぃ…』

「だって衣チャンが凄い悩んでる顔してるんだもん」

『ぇ…??本当??』

「ぅん。どぅしたん?」

私は愛希子ねぇちゃんにも話す事にした

『…それでずっと二人であそこで話してるの。』

「ぁ〜♪そうゆう事」

『ぇ?』

「衣チャンは小学校一年生だとは思えないくらいだしね…」

『ねぇ愛希子ねぇちゃん。さっきから何話してるの?』

「衣チャンはそのうちわかる!」

『なんやねん!!』

私はその事を気にしつつも聞くのを諦めた。