「なんで?教えたくなったからじゃいけねぇ?」 「い、…いい…けど?」 王子の顔があまりにも眩しすぎて 愛しくて… そんな風に見えてしまう。 一言一言が胸に響いて、 リズムを崩す。 「よし、そろそろ帰るか?」 「あ、うん」 今日の事は誰にも秘密。 言ってはいけない 二人だけの秘密なんだ―――――………