大好きの君に・・・


「ごめんね。ごめんね優奈。」

「謝ってるばっかじゃなくてちゃんと話してよ!なんでみんな教えてくれないの!?」



お母さんは一旦、黙って部屋を出て行った。そしてすぐに戻ってきて、あたしに一枚の写真を差し出した。

「これ、優奈が生まれる前の写真・・・」




写真には若いお母さんと・・・