その日の夜、マサルさんから電話があった。


プルルルル♪


「マサルさん!」


「こんばんは。今日も飲んでるね。」


「ふふふっ。分かっちゃいます?」


「なんとなく、いつもと違うしね。」


「そうですかぁ?」


「酔うと少ししゃべり方が可愛くなるし。」


「ふふっ。それは、マサルさんと話てるからですよぉ!」


「嬉しい事言ってくれるね。」


「本当ですよぉ。」


「そういえば、美優ちゃん好きな人できた?」


私はあなたが気になっているんです・・・。


言えない・・・。


「好きな人は、まだいませんよ!」


「そっか。」