「最近どうよ。」


優一は私達に聞いた。


「なんも変わらない。」


「私もー。」


「淋しい女達だな。」


何も報告もなかったので、


私達はたわいも無い話をした。


「私昨日見たドラマで泣いた。」


「美優すぐ泣くからね。」


「あんなドラマ見てるのかよ。つまんねぇじゃん!」


「煩いわね。優一とは趣味が合わないの!」


「本当お前とは合わねぇよな。」


「合いたいとも思わないけどね。」


「こっちこそ願い下げだ。」


優一は少し私を睨んだ。




「はいはい、美味しいランチ早く食べないと遅刻するわよ。」


この圭の一言で私達は静かになり、必死にランチを食べた。