「…真奈美」
「…優助」
俺らは宿の近くにあった海岸で待ち合わせをした。着くともう真奈美はいて砂浜に腰を下ろしていた。
つか、風強いし…
「あのさ、聞いていいか?」
「…うん」
なんか妙に怯えてるけど関係ねーよな…。
「なにを根拠に俺が浮気したって言うの?」
結構優しく言ったつもりだった
「優助…暴力は止めてね」
「言われなくても女に暴力は振んねーよ」
「…ありがと。」
「で、何?」
「…私、見たの」
「何を?」
真奈美は少し間をあけて口を開いた。
「優助が女の人といる所…」
「…いつ?」
「…私が電話した10分位前」
…はぁ?
「俺、その時部屋に居たんだけど…」
「うそっ!私見たもん!」
「本当だよ!龍太郎と空と居たんだよ」
「…龍太郎?」
そうか…。
こいつ知んないのか…
「今日知り合った奴」
「…そぉ。っじゃなくて!本当に私見たんだよ!?」
「見間違えじゃねーの?」
「ううん!金髪でこんなに迫力ある人優助しかいないもん!」
「…似た奴だろ」
「でも…」
「俺、優太と約束したし…真奈美と幸せになるって」
「……。」
「俺、約束は守るから…だから、浮気なんかするかよ」

