―…最後の言葉?
「…"僕が死んだら僕の存在を心から消して"って…」
「…は?」
「それが会長の最後の学校命令だったんだよ…。だから皆…従ってんじゃないかって…俺は思う。」
「優太が?」
「優太…俺までとどかなかったんだよ…。最後の2人が俺と優助だったんだよ。真奈美が言ってた。だから俺もそれを守る事にしたんだよ」
「優太…高校の奴らに迷惑かけたくなかったんだな…」
「…うん。
だから…優助もいい加減優太から離れろよ…」
そう言って空は俺の肩を叩くと監督の方に駆け寄って行った。
「監督、優助…ちゃんと出来ますよ。…な?キャプテン!」
「…あぁ!!」
…―優太。
お前が居なくなってから知った事がいっぱいあったぜ…。
約束の事、お前の望み…
それ、全部俺が叶えてやる。
俺はこの日を境に優太を心どっかにしまっておく事にした。

