「はいはい。 おはようございます。 で、何が?」 あたしが適当に 返事をすると カナエは頬を膨らませ 『ユキちゃんの 意地悪』 と言った その顔がまた なんとも言えない 可愛さで だからこそカナエは 男にも女にも 好かれるんだろうな 『なんか元気ないでしょ?』 あたしは一瞬 ドキッとした 瞬間的にイチの顔が 脳をかすめた 「そんなことないよ。 なんでそう思うの?」 『なんかね〜 後ろから見たら ユキちゃんの背中が 妙に哀愁おびて 見えたから』 .