笑顔で注文する男に 店員は少し頬を 赤らめながら 注文を繰り返す その間店員は 終始男の方だけを 見ていた メニューを テーブルに置くと チラッとあたしを見る 『ご注文がお決まりに なりましたら そちらのボタンで お呼び出しください 失礼します』 そう言うと店員は 振り返りざまに あたしを睨みつけた まるで 『なんであんた みたいな女が 彼といるの』 と言わんばかりに 「はあ」 あたしは思わず ため息をついた .