間もなくして あたしの腕に 何かが当たった ぱしっ 「痛っ…」 ユキさんがあたしに 通帳を投げつけたんだ 『ユキ!』 『何のつもり?』 ユキさんは あたしを睨みつけている 『ケイちゃん大丈夫?』 イチの問い掛けに 黙って頷く あたしは通帳を 見つめていた 『お前の手術代 俺が一気に用意するのは 無理だったんだよ… だからケイちゃんに 借りることにしたんだ』 .