もう一度



「彩名ー
大丈夫?
心配したよー!!」

「私もしかして
車に跳ねられた?」

多分
夢じゃなくて
現実だったんだ。


「彩名は
跳ねらそうな
ところを、
花坂君が
助けてくれたんだよ。
だから
彩名は軽い傷だけで
すんだの」

花坂?
聞いたこと
あるような…

そういえば隣の
クラスの
花坂竜二君だ!!

「伊藤さん、大丈夫?」

「花坂君こそ
大丈夫なの?」

「僕は大丈夫だよ。」

「そっか‥
助けてくれて
ありがとね」