18歳の誕生日の1ヶ月前。 私は覚悟を決めて、両親に自分の心が女である事を打ち明けた。 お父さんは怒鳴り声を上げて私を殴り、お母さんはずっと泣いていた。 それでも私の決意は変わらなかった。 その日の晩、眠れない私の部屋にお母さんがやって来た。 ずっと泣いていたのか、目がひどく腫れている。 最後まで聞いて貰えなかった私の話の続きを、お母さんは泣きながら聞いてくれた。 .