舞に話すと、拓くんにノブくんがどういう人なのかを聞いてあげると言われたけど、それはしないでと断った。 ノブくんとのメールや電話は、あの日からもずっと続いた。 食事にだって何度も連れて行ってくれた。 ノブくんはいつも私を楽しませてくれる。 たくさんの話をして、少しずつお互いの事を知って、冗談を言ったり、からかったり。 こんな風に楽しいと思える毎日も、 こんな風に穏やかな気持ちで誰かを好きになる事も、 私には初めてだった。 .