泣き止まない私の顔を覗き込んで、ノブくんはすごく優しい顔で笑った。




「未希は、強く願った事を実現出来る子やろ？俺の事も迷わんといてや？」



「ノブくん･･･愛してるの。ノブくんの事、諦められない。」


答えはこんなにも簡単な事だった。



「俺は未希以外なんて無理や。」



こんなに幸せそうなあなたの顔を初めて見たから。



私じゃないと、ノブくんは幸せになれない。



そうだよね？




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