2時間程でようやくコツを掴んだ私と舞は、緩やかな斜面をひたすら登っては滑る、登っては滑るを繰り返す。
そんな私達にずっと付き合ってくれる優しい彼氏。
でも、
「ノブくんの滑ってる姿が見たいっ!!」
「私も見た〜い!拓、一番上から滑って来てよ!!」
私達のリクエストに顔を見合わせるノブくんと拓くん。
「こいつら二人で残して行くの心配やねんけど・・・」
「・・・同感。」
渋る二人を説得してムリヤリにリフトに乗せた。
だって私達に付き合ってたんじゃ、ノブくん達いつまでたっても滑れないもんね?
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