初めてのスキーウェアに身を包んで、ノブくんとお揃いのニット帽を被る。 それだけでまたテンションの上がる私。 「似合う〜?」 「ぷっ未希ちょっと大きいんちゃうか?」 私の格好を見て笑うノブくんのウェア姿は、悔しいけど見とれてしまう程格好いい。 「怪我せんといてや?」 「は〜い!!」 ペンションの食堂でカレーを食べた後、私達は早速ゲレンデへと向かった。 .