そのつもりがなかった訳じゃない。



でも、やっぱり少し怖いよ。



黙り込んでしまった私にノブくんが言う。



「ウソウソ。コレ飲んだら帰るから。」


私ってば天の邪鬼。


帰ると言われれば寂しくなる。



「どんな私を見ても、嫌いにならない?」



「ならへんよ。」



ノブくんの目はすごく優しくて、いつも私を安心させてくれる。



自信のない私に、ノブくんはいつも勇気をくれるんだ。




「・・・私とエッチして下さい。」




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