「どうしたの? あかね?」
たくまが心配そうにあたしを見る。
…もう…これは言わないといけない感じ!?
「あ…のさ、あたし…ね?」
やばい…また顔がほてってるのがわかる…。
「あかね?」
本当に心配そうにしてるたくま…。
言わなきゃ…
「あたし…あんたのことね…
す、好きになったみたいなの!!」
「え!?」
たくまがすごい驚いてる。
そりゃそうだね…
あたし…今まであんたの事嫌いだったんだもん。
「まぢ…? あかね?」
しつこいな…
「ま。ぢ…」
ハズい~!
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