レッスンが終わり時刻が23時半になると、佑斗に電話をした。


―♪―


『もしもし?佑斗?今家に着いたよ!あとちょっとで佑斗17才だね〜☆』


『お疲れ!無事着いたか!!もう俺も17だよー。』


『まだおめでとうは、言わないよ!(笑)また連絡する。』



そう言って電話を切る。




佑斗には内緒…。


本当は今、もう佑斗の寮の前にいてドッキリでプレゼントを渡しに行くことは…。


4階にある佑斗の部屋を見上げると、電気が付いている。


佑斗が部屋にいる証拠だ。



『あぁ〜、寒い…。ちょっと早く来すぎたかな…。』


ひとり言を言って、時間がたつのを外で待っていた。