『彼氏ほしいー!ていうか、出会いがないー!』
敷いてある布団の上に寝っ転がって駄々をこねる私。
『だ〜かぁ〜らぁ!!詩音は、出会いがあったって、なんだかんだ佑斗しか無理なくせに!(笑)』
『うん(笑) だから佑斗に出会わせてー』
そう…
どんなに素敵な人に出会ったって、私には佑斗しか無理なんだ…
だって、慶太という最高に素敵な人と付き合っても、佑斗じゃなきゃ駄目だったんだもん…。
本当は、新しい出会いなんかいらない。
佑斗しか無理って分かった今、
新しい誰かと出会って恋に落ちたとしても、きっと私には佑斗じゃなきゃ意味がないから…
慶太みたいにまた誰かを傷付けるのはもう嫌だ。
『詩音はおとなしく佑斗を信じて待ってなさい(笑)その代わり、戻ったら最初におねえちゃんの私に紹介してよね(笑)』
本当のおねえちゃんのような、優しい顔で私にそう言う真央さん。
『あったりまえじゃーん(笑)』
私は、笑顔で言った。
でも…それはいつになるんだろ?
先の見えない未来に不安が募る毎日。
