【実話】コイウタ・完



『○○駅ーー ○○駅ーー』




がばっっ!!!


ぐっすり眠ってしまっていた私は、車内で流れたアナウンスで慌てて目を覚ました。



『ドアが閉まります。ご注意ください』


閉まりかけたドアに向かって
猛ダッシュで走り、電車を掛け降りた。



あぶなかったぁ……




手に握りしめたままの携帯を開き、真央さんに電話をかける。



それから待ち合わせして、真央さんちに向かった…。






『ただいまー』


真央さんの声に合わせて、


『ただいまー』


と私も言う。



最近、真央さんちが自分ちのようになってきている。





辺りを見渡すと私の荷物だらけになっていて、そこには1000枚CDプロジェクトが始まってからの相棒でもあるキーボードも置いてある。



私の毎日は、土日以外はこの場所から始まり、この場所で終わる…


それが当たり前になってた…