【実話】コイウタ・完



歌ってる時、涙を堪えてた…



「BOY」を歌うときも、「Shinin' Star」を歌うときも、思い出すのは佑斗のこと…

こんなステージの上でも、頭の中からは1秒も消えてくれないんだね…





最後の一音を弾き終えた。


『ありがとうございました!宮脇詩音でした』





ワァー…

パチパチパチ…


大きくて温かい拍手が私を包み込む。




終わった…。



やっと終わった…。



『ふぅ……』



自然とこぼれたため息。


幸せなため息…。